高校生の版画制作日本一を決めるはんが甲子園が佐渡市で３日間にわたって行われ、３月１９日入選作品が決まりました。

はんが甲子園は高校生の若い感性で佐渡を表現してもらおうと行われているものでことしで２５回目となります。今回のテーマは「佐渡は生きる」参加者は３日間、佐渡に滞在し、自分たちで見た風景や肌で感じたことを版画で表現していきます。

１９日は審査も行われ、静岡県の伊豆伊東高校が文部科学大臣賞を受賞しました。作品のタイトルは「永久に果てることなく」。夕焼けに染まる金山とトキを表現しました。

【伊豆伊東高校　大野未紅さん】
「実際に現地に行って佐渡の人たちが金山のことをすごく強く思っていたり、歴史が語り継がれているのを見てこれからも人々の思いが絶えないという意味でタイトルを決めました」

ほかには佐渡中等教育学校が県知事賞を受賞しています。