山形駅周辺に整備予定の「日本一の観光案内所」 「地権者との協議は詰めの段階」山形市長
山形市がJR山形駅周辺で進めている「日本一の観光案内所」の整備について佐藤孝弘市長は25日、駅前の整備予定地の地権者との協議が詰めの段階にあるとして、整備に向け前進しているとの認識を示しました。市は2027年度以降の開所を目指しています。
「日本一の観光案内所」は、JR山形駅周辺の活性化を目的に山形市が整備を目指しています。
山形駅前の旧「山形ビブレ」跡地の一部は大手ホテルチェーン「東横イン」のグループ会社などが土地を所有していて、整備場所について市は3月、跡地に建設予定のホテルの1階と2階部分とする方針を明らかにしています。佐藤孝弘市長は定例記者会見で、「日本一の観光案内所」の整備の進捗状況について次のように述べました。
佐藤孝弘山形市長「今、地権者との最終的な詰めの段階。おおむね方向性については理解を得ているので実務的な詰めをしている」
佐藤市長は、ホテルのグループ会社を含めた旧ビブレ跡地の地権者との協議が最終的な段階に入っているとして、整備に向け前進しているとの認識を示しました。山形市は施設の規模や機能を盛り込んだ基本計画を新年度中に策定し、2027年度以降に開所することを目指しています。