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県内景気は「一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直し」日本銀行山形事務所 5月金融経済概況

2024年5月26日 13:40
県内景気は「一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直し」日本銀行山形事務所 5月金融経済概況

日銀山形事務所は県内の5月の金融経済概況を発表し、県内の景気は、3か月連続で「一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直している」との判断を示しました。
この中で日銀山形事務所は、県内全体の景気について、「物価高を受けた節約志向や一部自動車メーカーの生産・出荷停止などを受けた弱さがある」としました。一方で、「個人消費は底堅く推移し、企業の設備投資計画も前年を上回るなど、緩やかな持ち直しの基調が続いている」と判断しています。ことしのゴールデンウィークについては、日並びが悪かったため、遠方からの観光客や帰省客は伸びなかったものの、天候に恵まれたため近場からの観光客が増え、全体の観光客数は去年を2割上回りました。一方、「住宅投資」は、建設資材の高騰の影響で「弱い動き」のままで、「生産」は、海外経済の減速に伴うスマートフォンやパソコンの需要低迷などから、引き続き、「持ち直しの動きが足踏みしている」としました。

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