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甘じょっぱい味が定番 置賜伝統の「みそ餅」作り最盛期 山形県外からの注文も増加

2023年12月27日 16:25
甘じょっぱい味が定番 置賜伝統の「みそ餅」作り最盛期 山形県外からの注文も増加

年末年始には欠かせないものの一つが「餅」です。山形県川西町ではいま、置賜伝統の冬の味覚「みそ餅」づくりが最盛期を迎えています。

川西町の大塚もち加工センターでは、年末年始にみそ餅づくりの最盛期を迎えます。
「みそ餅」はかつて農家ごとに作られていた置賜地方の冬の伝統食です。年末年始に多く食べられ、甘じょっぱい味が親しまれています。
この加工センターでは今年、「みそ餅」を求める県外からの注文が増え、その数は去年よりも増加しているということです。
27日もみそ餅を求め町内外から訪れる人たちの姿が見られました。

長井市から「白い餅もそうだがみそ餅が来ると正月が来たなと思う。来年は孫も結婚するしいい年になると思う」

こちらでは、みそをベースにゴマ、クルミなどを加えた特製のタレを餅に練り込んだ後、専用の型枠に入れて乾燥させ、完成です。
みそ餅には砂糖が入っているため、焼いてそのまま食べるのがおススメ。焦げやすいため、ホットプレートを使うときれいに焼きあがるということです。

大塚もち加工センター安部栄太代表取締役「やっぱり焼いて食べるのがいい。みそ餅はプクッと膨らまない。(しっかり見てないとダメ?)そう、すぐに黒くなるから。家族みんなで一緒に食べておいしかった!となってくれれば一番うれしい」

大塚もち加工センターのみそ餅づくりのピークは、年が明けた1月上旬まで続くということです。

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