「子どもたちの命が表れる作品」山形県こども絵画展を前に最終審査
31日から始まる山形県こども絵画展を前に、入選作品などを選ぶ最終審査が23日、山形市で行われました。
県こども絵画展は子どもたちの豊かな創造性を伸ばそうと、県内の園児や小・中学生から作品を募集しています。ことしは、家族や友だちとの思い出や好きな動物、食べ物などを描いた1万1840点の応募がありました。23日は最終審査が行われ、審査員を務める聖心女子大学の水島尚喜教授が1次審査を通過した3412点の中から入賞と入選作品を選びました。
聖心女子大学 水島尚喜教授「子ども自身の線が伸び伸びしている。細い線は細い線なりに、楽しい線は楽しい線なりに、線は子どもたちの命が表われてくる。それを読み取ってもらいたい。どの作品もとても良かった」
最終審査を通過した作品は、県内最大の公募展・県総合美術展に合わせて31日から9月16日まで山形市の山形美術館に展示され、その後、巡回展も開かれます。