「大好きな県民を守りたい」 山形県警察学校で入校式 警察官として一歩踏み出す
山形県警察学校の入校式が9日、天童市で行われ、入校生が県民の安全と安心を担う決意を胸に警察官としての一歩を踏み出しました。
ことしの新入校生は18歳から33歳までの警察官と一般職員あわせて64人です。このうち女性はおよそ3割にあたる19人となっています。ことしの入校式は観覧制限を設けず、5年ぶりの通常開催となりました。式では辞令が交付され、入校生を代表して平吹太一巡査が警察職員服務を力強く宣誓しました。
入校生代表・平吹太一巡査(27)「良心のみに従い、不偏不党かつ公平中正に警察職務の遂行に当たることを固く誓います」
このあと、鈴木邦夫警察本部長が「いかなる時でも、県民の安全安心のための警察という原点を決して忘れないでほしい」と訓示しました。
山形市出身・佐々木茜巡査(22)「私は山形県民の皆さんの心に寄り添うことのできる警察官になりたい。これから何事も一生懸命取り組み、一人前の警察官を目指して頑張りたい」
南陽市出身・渡部大和巡査(22)「私は山形県で生まれ山形県で育ちました。この大好きな山形県の県民を守る、小さな子供からお年寄りまでどんな些細なことでも相談できるような警察官になりたいと思う」
入校生たちは、これから半年から10か月間にわたり県警察学校で法律や実務を学び、卒業後は、県内の各警察署に配属されます。