◇第38回皇后杯 全日本女子柔道選手権大会（23日、横浜武道館）

体重無差別で女子柔道の日本一を決める、皇后杯が23日に横浜武道館で行われ、リオ五輪代表の梅木真美選手が5度目の出場で、初の優勝に輝きました。

梅木選手は決勝で児玉ひかる選手と対戦。

開始早々有効を取られる厳しい展開となりましたが、「時間がまだけっこう余っていた。自分の体力的にもまだ余裕があったので、慌てず、焦らずプレッシャーをかけて攻めていけば取り返せる」と振り返ったように、そこから攻め続け指導を2つ取り最後は「横四方固め」で一本勝ち。悲願の初優勝を果たしました。

梅木選手は「久しぶりに優勝することが出来た。支えてくれてる両親、出稽古先の他の選手とか、みんなに感謝を伝えたい」と話しました。

また、来年に控えたパリ五輪について「立場的には厳しい状況というのはあるけど、少しでも可能性があるなら最後までついていきたいし、世界でまた戦える準備をしっかりしていきたい」と2度目の五輪出場へ抱負を語りました。