柔道の女子52kg級でパリ五輪代表に内定している阿部詩選手が5日、新年初稽古を行いました。

2021年の東京五輪で、兄の一二三選手とともに金メダルを獲得し、パリ五輪でも金メダルが有力視されている阿部選手。「新年一発目の稽古ということで、すごく新たな気持ちで稽古ができて、今年が始まったなという感覚」と、乱取りなどで汗を流しました。

金メダリストとして挑むパリ五輪ですが「一度優勝してからの二度目の五輪ということなので、なかなか上手くいかない日々が続くと思いますが、しっかりそれに負けずに、自分自身もっと進化して、パリの舞台で東京の時より進化した自分を見せたいなと思います」とコメントしました。

また書き初めで選んだ言葉は“てっぺん”。「頂点ということで、パリ五輪の舞台での頂点に立ちたいということ。あとは、自分自身の中の2024年の頂点に立ちたい。色んな意味を込めて頂点にしました」と話しました。