×

菊池雄星6回2失点で2勝目 5回まで『48球』1被安打の好投も…6回にHRなど4被安打

2024年4月23日 11:04
菊池雄星6回2失点で2勝目 5回まで『48球』1被安打の好投も…6回にHRなど4被安打
菊池雄星投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB ブルージェイズ 5-3 ロイヤルズ(日本時間23日、カウフマン・スタジアム)

ブルージェイズの菊池雄星投手は今季5試合目の先発登板を迎えました。

初回、先頭を141キロのスライダーで打ち取ると、2人目は135キロのカーブで空振り三振、3人目は152キロのストレートでセカンドゴロと三者凡退。

2回は先頭からヒットを浴びますが、その後は3人を凡打に抑え2塁を踏ませません。

3~5回もそれぞれ三者凡退に抑えると、5回まで投げて投球数はわずか『48』。

6回は先頭をセカンドゴロに打ち取りますが、続くダイロン・ブランコ選手にカーブを投じると打球は右中間フェンスに直撃する2ベースヒットで、この日初めて2塁を踏まれます。さらにこの日3度目の打席が回った1番のマイケル・ガルシア選手から2ランHRを浴び2失点を許しました。

その後ボビー・ウィットJr.選手から空振り三振を奪います。続くビニー・パスクァンティーノ選手のゴロ性の当たりを、ファーストのジャスティン・ターナー選手が捕球しますが、ベースカバーに入った菊池投手との連係が上手くいかず送球が逸れ、内野安打が記録されました。

さらに2ベースヒットで2アウト2・3塁のピンチを招きますが、最後はショートゴロに打ち取りました。6回だけで被安打4、2失点、球数33をマーク。ここでマウンドを後続に託した菊池投手。全体を振り返ると、6回81球を投げ、5被安打、2失点、4奪三振、無四球の好投。

チームは3回にボー・ビシェット選手のタイムリー3ベースヒットと、6回にドールトン・バーショ選手が2ランHRを放ち5得点。菊池投手は勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りました。

その後、2番手のエリック・スワンソン投手、3番手のイミ・ガルシア投手が無失点で抑えると、クローザーのジョーダン・ロマノ投手はカイル・イスベル選手にソロHRを許し1失点。それでも最少失点に抑え、ブルージェイズが5-3で勝利。菊池投手は2勝目を挙げました。