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「歩夢をすごく誇りに思う!」現役引退のショーン・ホワイト “夢のようなパフォーマンス”

2022年2月11日 18:18
「歩夢をすごく誇りに思う!」現役引退のショーン・ホワイト “夢のようなパフォーマンス”
平野歩夢選手と抱擁をかわすショーン・ホワイト選手 (写真:長田洋平/アフロスポーツ)
北京五輪・大会8日目(2月11日)、スノーボード・男子ハーフパイプ決勝

3度の金メダルを獲得し、今回の五輪で現役引退を表明しているショーン・ホワイト選手(35)。

決勝では2回目に代名詞でもある『ダブルマックツイスト1260』を決めて、85.00をマークしました。

そして現役最後のランとなる3回目は着地で転倒してしまいましたが、スノーボード界のレジェンドには、大きな拍手が送られました。

試合後には金メダルを獲得した平野歩夢選手と、互いの健闘を称え、抱き合う光景が見られました。その姿にSNSでは、「完全に涙」「激アツすぎ」など感動のコメントが相次いで投稿されました。

そして試合後、日本テレビの取材に平野歩夢選手について、涙を見せながらも、熱く語ってくれました。

◆以下、ショーン・ホワイト選手のインタビュー

――現役最後を終えて、どのような気持ちですか?

「ハッピーな気持ちです。歩夢やスコッティ(ジェームズ)に、ずっと追われてきたからね。彼らの演技は素晴らしく、“夢のようなパフォーマンス”だった。本当に素晴らしかった」

――平野選手の滑りはいかがでしたか?

「すごくうれしいよ。応援してたんだ。彼が練習するのを見ていて、僕は声を出して応援したね。成功してほしかったから。そばにいたら、誰でもそうするよ。歩夢は本当にすごかった。才能があって、これまでずっと挑戦し続けてきた。それでやっと金メダルを手にした。歩夢をすごく誇りに思う!」