“極限1秒1秒”の戦い 平野歩夢 夏冬五輪のチャレンジへの焦り news zeroで明かす
11日放送のnewszeroに出演した金メダリストの平野歩夢選手
北京五輪・スノーボード男子ハーフパイプで超大技『トリプルコーク1440』を成功させ、金メダルに輝いた平野歩夢選手。11日放送のnews zeroで、3回目を飛んだときの心境について語りました。
――3本目のランは2回目と同じ構成。どこの精度を上げましたか?
「高さと完成度というものが、より3本目の方が、完成度が高かった。練習以上に、練習含めても、一番うまく決まったのが3本目だったので、そこを意識しましたね」
――イヤホンを触っていましたが、音楽は何を聴いていましたか?
「3本目はヒップホップを聞いていて。自分結構、THA BLUE HERB(ブルーハーブ)の曲が好きで、練習とか部屋にいるときから、結構その音楽を聞いているんですけど、本番も結構、重たい入り込むような音楽というのが結構好みで。それで行こうと思って」
――ショーン・ホワイト選手と、抱き合ったときが印象的でしたが、どんな気持ちでしたか?
「僕もスケートボードをチャレンジしていたり、ショーンもチャレンジしているところや、会場でも実際何度か顔合わせしていた。スケートの練習で、会う機会があったり、そういう中で、最年長で出場している彼の気持ちって、僕が分からない気持ちと戦っている彼の気持ちを想像すると、想像だけでは追いつかないような、そういった気持ちが、今回も彼の中ではあったんじゃないかなと。
ハグしたときにはショーンも涙目っぽいような感じになっていて、自分のことを褒めたたえてくれている強さにやっぱり感動はしました。ショーンの滑りも予選から、カッコイイ滑りを見させてもらった。ショーンのやっていることには背中をプッシュされたのかなと思っています」
――夏冬五輪でチャレンジ。新型コロナの影響で準備期間がわずか半年。不安は?
「不安だらけというか、でも、不安といっても“自分との戦い”というものが今まで以上に強くて、周りの人たちと競い合う感覚が、自分にあまりなかった。そういう部分が強みだったのかな。
自分の中での不安がすごく大きかったというか、不安だったりとか、焦ることばかりでしたね、正直。時間がないとか、そういうのを考え始めたらきりがないところもあったが、とにかく1日1日、極限いったら、1秒1秒みたいな、ところまで、考えていかないと自分の場合は、ただでさえ時間ないのにという戦いはありましたね」
――3本目のランは2回目と同じ構成。どこの精度を上げましたか?
「高さと完成度というものが、より3本目の方が、完成度が高かった。練習以上に、練習含めても、一番うまく決まったのが3本目だったので、そこを意識しましたね」
――イヤホンを触っていましたが、音楽は何を聴いていましたか?
「3本目はヒップホップを聞いていて。自分結構、THA BLUE HERB(ブルーハーブ)の曲が好きで、練習とか部屋にいるときから、結構その音楽を聞いているんですけど、本番も結構、重たい入り込むような音楽というのが結構好みで。それで行こうと思って」
――ショーン・ホワイト選手と、抱き合ったときが印象的でしたが、どんな気持ちでしたか?
「僕もスケートボードをチャレンジしていたり、ショーンもチャレンジしているところや、会場でも実際何度か顔合わせしていた。スケートの練習で、会う機会があったり、そういう中で、最年長で出場している彼の気持ちって、僕が分からない気持ちと戦っている彼の気持ちを想像すると、想像だけでは追いつかないような、そういった気持ちが、今回も彼の中ではあったんじゃないかなと。
ハグしたときにはショーンも涙目っぽいような感じになっていて、自分のことを褒めたたえてくれている強さにやっぱり感動はしました。ショーンの滑りも予選から、カッコイイ滑りを見させてもらった。ショーンのやっていることには背中をプッシュされたのかなと思っています」
――夏冬五輪でチャレンジ。新型コロナの影響で準備期間がわずか半年。不安は?
「不安だらけというか、でも、不安といっても“自分との戦い”というものが今まで以上に強くて、周りの人たちと競い合う感覚が、自分にあまりなかった。そういう部分が強みだったのかな。
自分の中での不安がすごく大きかったというか、不安だったりとか、焦ることばかりでしたね、正直。時間がないとか、そういうのを考え始めたらきりがないところもあったが、とにかく1日1日、極限いったら、1秒1秒みたいな、ところまで、考えていかないと自分の場合は、ただでさえ時間ないのにという戦いはありましたね」