車いすテニス・国枝慎吾 ダブルス決勝進出
◆テニス 全豪オープン 車いすの部 男子ダブルス準決勝(24日、メルボルン) 国枝慎吾&G・フェルナンデス2-0J・ジェラール&S・ウデ(6-3、6-2)
男子シングルスで準決勝進出を決めている国枝慎吾選手は、G・フェルナンデス選手(アルゼンチン)とペアを組み、男子ダブルスの準決勝に登場。
J・ジェラール選手とS・ウデ選手のペアを下し決勝進出。2015年以来の優勝にあと1勝と迫りました。
第1セットは、序盤から両ペア1度ずつブレークに成功すると、国枝&G・フェルナンデスペアが第3ゲームをキープし、第4ゲームで再びブレークに成功。試合を優位に進めます。
その後、お互いに2度のブレークに成功し、迎えた第9ゲーム。国枝&G・フェルナンデスペアが、相手のミスを逃さずこのゲームをモノにし、第1セットを先取しました。
続く第2セット。第1セットの勢いそのままに、国枝&G・フェルナンデスペアが第1ゲームでブレークに成功します。その後、お互いにキープし合う展開となりましたが、第7ゲームで国枝&G・フェルナンデスペアが、この日6度目のブレークに成功。第8ゲームをキープし、セットカウント2-0で勝利を収めました。
G・フェルナンデス選手とは2018年から4年連続でペアを組み全豪オープンに出場してきましたが、4年連続初戦敗退。今大会の準決勝を制し、このペアでは初となる全豪オープンでの勝利を挙げました。
国枝選手は、S・ウデ選手とペアを組み優勝した2015年以来の全豪オープン制覇へ、決勝でA・ヒューエット選手とG・リード選手のペアと対戦します。
写真:AFP/アフロ