【DeNA】新人選手“こだわり持ち物”で入寮 『寄せ書き、神棚、愚直』いざプロの世界へ!
プロ野球の各球団で新人選手が入寮を済ませる中、DeNAに入団した育成選手5人を含む10人が7日の入寮で、各々思い入れのある持ち物を持ってきています。
ドラフト1位の松尾汐恩選手(大阪桐蔭高)は「大きな壁にぶち当たった時、これを見てみんなのことを思い出して乗り越えていこう」と高校時代の仲間からプレゼントされた自身の名前入りブランケットを持参。
ドラフト2位の吉野光樹選手(トヨタ自動車)は「この投手陣が好きでいい写真でいいTシャツだなっていう思い出として持ってきました」と社会人野球日本選手権で優勝した際に投手陣からもらったTシャツ。
ドラフト3位の林琢真選手(駒澤大学)は「神が宿っているって言われたんで。『いい日になりますように』と毎日お祈りしたいと思います」と入寮時には珍しい中学時代の恩師からサプライズで贈られたという大きな伊勢神宮の“神棚”を持ってきました。
ドラフト4位の森下瑠大選手(京都国際高)は「特に応援してくれていたチームメートの気持ちを忘れずに、プロの世界で戦おうと思って持ってきました」と中学時代のチームメートの寄せ書きが書かれたボールを励みに入寮。
ドラフト5位の橋本達弥選手(慶応大学)は高校時代の部長が書いてくれた“書”と中学時代の監督で美術の先生だった監督からもらった“絵”を持参。どちらも“愚直”の文字が記されています。「高校、大学4年間ずっと“愚直”という言葉を、愚かなほど真っすぐという言葉だけを考えて野球に取り組んで来たので、プロの世界でも頑張りたい」と話しました。
育成ドラフト1位の上甲凌大選手(四国IL愛媛)は「試合とかではなかなか使えないんですけど、自分の中では本当に苦労をして母が最後に買ってくれたグローブなのでこれが1番強い思い出があるので持ってきました」と高校最後に母に買ってもらったミットを持参。
育成ドラフト2位の鈴木蓮選手(滋賀学園高)は「いつもベッドに貼っていてこれがないと寝られないので」と中学校の時にもらった「日常五心」を持ち込みました。
育成ドラフト3位の今野瑠斗選手(東京都市大学塩尻高)は「先輩が病気で亡くなって、その気持ちも持ってきた。横浜スタジアムで投げていい報告ができるように頑張りたい」と4年前に中学3年という若さで亡くなった新宿シニア時代の仲良かった先輩、竹山翼さんのタオルを持参。亡き先輩の思いを背負ってプロの世界に挑みます。
育成ドラフト4位の渡辺明貴選手(BC茨城)は「父が監督していることもあって、少しでも恩返しができるようにやっていきたい」と笛吹ボーイズ時代のアルバム。
育成ドラフト5位の草野陽斗選手(東日本国際大昌平)は「2年半時には涙したり、時には乗り越えたりした日々がこの1冊に詰まっていると思うので、みんなの気持ちを胸に頑張っていきたい」と高校時代の3年生からもらった寄せ書きを持ち込みました。
プロの世界に入ったDeNAの新人選手。それぞれの持参物を支えに日々、合同自主トレに励んでいます。