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“りくりゅうペア”に笑顔戻る エキシビ出演「演技を披露できて本当に良かった」 全日本は空港トラブルで欠場

2022年12月26日 19:10
“りくりゅうペア”に笑顔戻る エキシビ出演「演技を披露できて本当に良かった」 全日本は空港トラブルで欠場
GPファイナル優勝の三浦璃来選手と木原龍一選手(写真:Raniero Corbelletti/アフロ)
◇オールジャパン メダリスト・オン・アイス 2022(26日、大阪)

フィギュアスケート全日本選手権のエキシビションが26日に行われ、23年3月の世界選手権ペア代表内定の、三浦璃来選手・木原龍一選手の“りくりゅうペア”が登場しました。

12月上旬のグランプリファイナルで、日本人ペア史上初の金メダルを獲得した2人。拠点のカナダから20日までに帰国し、全日本選手権で凱旋試合を迎える予定でしたが、飛行機の大幅な遅延とロストバゲージの影響で、出場を断念していました。

欠場を発表した際には「この全日本にかける思いは2人とも強くて、出場できないことは、ものすごく悲しい」と、沈痛な面持ちで取材に応じた2人。

その後、荷物は無事に届き、エキシビションへの出演が実現。アメリカのロックバンド「One Republic」の「I Lived」にのせ、ダイナミックなリフトや、デススパイラルを披露すると会場からは大きな拍手がわき上がり、2人の表情には笑顔が戻りました。

会場でのインタビューで「3年ぶりに全日本に出場出来ることをとても楽しみにしていて、出場できなくなり本当に悲しかった。競技用プログラムではなかったが、皆様の前で演技を披露することができて本当に良かった」と、語った木原選手。隣に座る三浦選手も、大きくうなずきました。

2人が出場を予定する、来年3月の世界選手権は埼玉で開催予定。意気込みを聞かれた木原選手は「とにかく自分たちの満足のいく、悔いのない演技をしたい」と、語り、三浦選手は「私たちのいい滑り、笑顔で滑れるように頑張りたい」と力を込めました。

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