×

「ずっと異常なくらい1人で練習していた」 スノーボード平野歩夢 史上最高難度の連続技を披露! 本番へ向け順調な仕上がり

2022年2月8日 19:47
「ずっと異常なくらい1人で練習していた」 スノーボード平野歩夢 史上最高難度の連続技を披露! 本番へ向け順調な仕上がり
史上最高難度の連続技を披露した平野歩夢選手 (写真:ロイター/アフロ)
五輪2大会連続銀メダルのスノーボード男子ハーフパイプ、平野歩夢選手が8日、本番を翌日に控え公式練習を行いました。

平野選手は、気温マイナス11度の中、3時間の練習で計20本を滑りました。

17本目ではこの北京五輪で成功が期待される超大技「トリプルコーク1440」に挑戦。「ここに来る前からずっと異常なくらい1人で練習していた」というこの技を成功させました。現在、北京に入ってこの「コーク1440」を成功させているのは平野選手ただ1人。海外の選手も挑戦している選手はいません。さらに「トリプルコーク1440」と「ダブルコーク1440」の史上最高難度と言われる連続技を披露。本番へ向けて順調な仕上がりを見せました。

また、今大会は同じ日本代表に弟・海祝選手の姿も。初めて2人で立つ大舞台に、「お互いのことを高め合えれば」と話します。

過去ソチ五輪と平昌五輪ではハーフパイプで2大会連続銀メダルを獲得している平野選手。「結果しか見ていなかった」という平昌五輪とは違い、この北京五輪は「自分自身のチャレンジとして向き合ってここに来ている」と話しました。

3度目の五輪である北京では、金メダルの期待が高まります。

平野選手が出場する予定のスノーボード・男子ハーフパイプ予選は9日に行われます。