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井上尚弥が勝利後リングで異例の次戦交渉「スーパーバンタム級でも年内に4団体統一戦」対抗王者も快諾

2023年7月26日 6:03
井上尚弥が勝利後リングで異例の次戦交渉「スーパーバンタム級でも年内に4団体統一戦」対抗王者も快諾
4階級制覇後のリング上でWBA・IBF王者のタパレス選手(左)と並ぶWBC・WBO新王者の井上尚弥選手(右)(写真:日刊スポーツ/アフロ)
ボクシング WBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ スティーブン・フルトンー井上尚弥(25日 有明アリーナ)

『モンスター』井上尚弥選手(大橋ジム)がバンタム級の4本の世界王者のベルトを返上。階級を上げて挑んだスーパーバンタム級タイトルマッチで見事8ラウンドTKO勝利。その直後のリング上で異例の次戦交渉が成立しました。

アメリカのスティーブン・フルトン選手との無敗対決を制し、WBCとWBOのスーパーバンタム級タイトルを獲得した直後でした。勝利者インタビュー中の井上選手が「いま僕が持っているベルトは2本です」と語ると、WBA&IBF統一世界スーパーバンタム級王者のマーロン・タパレス選手(フィリピン)がリングにあがります。

「年内に4つのベルトをかけて統一戦をしましょう」と井上選手が呼びかけると、タパレス選手も「真のチャンピオンであることを証明したいのでぜひやりましょう」と二つ返事で交渉が成立する異例の展開にファンも大興奮となりました。

対戦のタイミングなどは両陣営の細かい条件交渉が必要になりますが、2人の2団体統一王者の意志は固まっている様子でした。今後のスーパーバンタム級世界戦線からも目が離せません。