×

井上尚弥 緊迫のフェイスオフ“30秒間”「燃えてきた」 25日の決戦に向け新階級仕様の肉体を披露

2023年7月24日 18:01
井上尚弥 緊迫のフェイスオフ“30秒間”「燃えてきた」 25日の決戦に向け新階級仕様の肉体を披露
(左から)S.フルトン選手と井上尚弥選手(C)SECOND CAREER
ボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 前日計量(24日、横浜)

1月にスーパーバンタム級への転向を発表したボクシング前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥選手が24日、前日計量を行いました。

スーパーバンタム級での挑戦を自身の“最終章”と掲げる井上選手は25日、有明アリーナでWBC・WBO2団体統一王者のスティーブン・フルトン選手に挑みます。

前日計量が行われたこの日、井上選手はバンタム級から1.8キロ上限が上がった“スーパーバンタム級”仕様の肉体を披露。計量では上限である55.34キロを100グラム下回る55.2キロで一発クリア。対する王者のフルトン選手も55.3キロでクリアし、無敗の王者同士のビッグマッチが正式に成立しました。

計量後に行われた写真撮影では、会場の雰囲気が一変。両者顔を向き合うフェイスオフでは、わずか数センチまでの距離に近づき20秒以上にらみ合い。その後関係者が両者の間に入り制止しようとしましたが、にらみを止めることなく、緊迫した場面を見せました。

計量後、取材に応じた井上選手は緊迫したフェイスオフについて「燃えてきましたね。ちょっと(フルトンの)顔に腹立った。視線の送り方ってあるじゃないですか。上からきているなと思って、『上等だよ』という感じ」と試合に向けてその闘志をあらわにしました。

53.52キロのバンタム級から1.8キロ上がった1つ上の階級での減量については充実したといいます。「(体を)120%仕上げてきたので。1つ階級を上げたからといってたるんだ体とかではなく、しっかりと筋肉を作り上げてスーパーバンタム級の体を作ってきた。ここからリカバリーしてまた違った体を見せられるんじゃないかな」と見事に作り上げた肉体にも自信を示しました。

  • 日テレNEWS NNN
  • スポーツ
  • 井上尚弥 緊迫のフェイスオフ“30秒間”「燃えてきた」 25日の決戦に向け新階級仕様の肉体を披露