カブス鈴木誠也「戒めました...」 グラブの刺繍に高橋由伸氏も思わず吹き出す ドジャースとの開幕戦へ直撃取材
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■「戒めました」グラブに刻まれた文字に高橋由伸さんも吹き出す
鈴木選手の打撃練習を見た高橋さんは、「メジャーの中に入ってもパワーは引けを取らない。さすがだな」と評価します。
昨シーズンは本塁打21本、打率はチームトップの.283を記録。昨季はDHがメインでしたが、守備練習にも励んでいます。
高橋さんがふとグラブに刺繍(ししゅう)された文字に気づき、「これ自分で入れているの?」と聞くと、「はい」と答える鈴木選手。
そこには「絶対捕れ!次、エラーしたら、クビなぁ!」の文字。
実は昨シーズン、鈴木選手は落下地点に入ったにもかかわらず落球し、痛恨のエラーで走者一掃を許した苦い経験がありました。
「戒めました」と話す鈴木選手に、思わず高橋さんも吹き出して笑みがこぼれました。
■「またやるのか...」開幕戦で戦うドジャース山本由伸の印象は?
チームは3月中旬、東京ドームでドジャースとの開幕戦を控えています。
日本での開幕について鈴木選手は「楽しみ」としつつも、相手の開幕投手である山本由伸投手について、「もう何回もやっているので、またやるのかって感じですけど」と苦笑い。
「スプリットがいい時はすごく良くて、スピードがありながら落ちる。あれで何回も三振を取られている」と語るように、NPB時代の戦績は4打席対戦し1安打3三振。メジャーで再戦した時にも、鈴木選手はスプリットで三振を取られていました。
また、ドジャースには今季から佐々木朗希投手が加入。NPB時代も含め、対戦経験のない佐々木投手との初対戦もあるかもしれません。
鈴木選手は「どっちもスプリットがあって分が悪いですが、真っすぐをはじきます。どこのチームよりも早く開幕するので頑張りたい」と意気込みます。
また、「初回はちょっと由伸がフル回転で来るので、(2巡目くらいに)打てたらいいなと思います」と、笑いも誘いました。
(2月23日放送日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)