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レスリング世界選手権 尾崎野乃香が初の金メダル 昨年のリベンジ果たす「1年間よく頑張ったな」

2022年9月14日 11:32
レスリング世界選手権 尾崎野乃香が初の金メダル 昨年のリベンジ果たす「1年間よく頑張ったな」
世界選手権初優勝レスリングの尾崎野乃香選手(写真:AP/アフロ)
レスリング世界選手権 4日目(13日、セルビア・ベルグラード)

レスリングの世界選手権で女子62キロ級の尾崎野乃香選手(慶大)が初優勝しました。

今回、尾崎選手の最大の敵は準決勝であたった東京五輪の銀メダリスト、キルギスのティニベコワ選手です。昨年の世界選手権では敗れている相手。ここはテイクダウンからグラウンド技に持ち込むなど着実に点を重ねます。最後は相手の反撃をくらいましたが、11-5で勝利を収めました。

そして、アメリカの選手との対戦となった決勝では、序盤から積極的に技を仕掛けると、一挙に6点を先取。その後も攻撃の手を緩めず、最後は10-0のテクニカルフォール勝ち。昨年、初出場で3位だった悔しさを晴らす金メダルとなりました。

文武両道を掲げる慶応大学で学ぶ尾崎選手は「来年この場に立つと(昨年の)3位決定戦が終わったあの会場で誓ったので、1年間よく頑張ったなって思います」と笑顔を見せました。

「勉学も大変でしたけど、レスリングと勉強のことを一番として、自分のやりたいことだったり、欲望とか全部断ち切って、ここにかけてきたので最高です」
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