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【J1順位表】神戸が逆転勝利で首位浮上 横浜FMは今季初の連敗 残留争いの柏は5戦無敗で16位浮上

2023年9月4日 6:00
【J1順位表】神戸が逆転勝利で首位浮上 横浜FMは今季初の連敗 残留争いの柏は5戦無敗で16位浮上
第26節終了時のJ1順位表(1位、2位はACL出場、18位はJ2降格)
サッカー明治安田生命J1リーグ第26節の9試合が2日、3日に開催されました。

横浜FMが敗れ、神戸が勝利したため首位交代。神戸が勝ち点2差をつけて首位に立ちました。また3位名古屋は首位が遠のく痛い引き分け、3位名古屋から6位鹿島までの勝ち点差は3となっています。J1残留争いでは柏が勝利し16位浮上。J2降格圏の最下位湘南と17位横浜FCの勝ち点差は4です。

札幌4-0G大阪(札幌ドーム)

◆得点者【札幌】スパチョーク2、キム・ゴンヒ、浅野雄也

9試合勝利なし(4分5敗)となっていた札幌は、ホームでG大阪を圧倒。前半13分、スパチョーク選手がペナルティエリア外から意表を突くミドルシュート。狙い澄ましたボールはサイドネットを揺らし先制ゴール。スパチョーク選手はさらに後半14分、味方シュートのこぼれ球を押し込み追加点。終了間際にも2得点を奪った札幌は10試合ぶりの勝利を飾りました。一方のG大阪は今季最多タイの4失点となっています。

新潟1-1浦和(デンカビッグスワンスタジアム)

◆得点者【新潟】小見洋太【浦和】アレクサンダー・ショルツ
 
首位横浜FMを勝ち点6差で追いかける浦和は、前半38分相手のハンドで獲得したPKをアレクサンダー・ショルツ選手がしっかり決めて先制。しかし後半36分、新潟に攻め込まれる浦和。松田詠太郎選手に右サイドからカットインで切り込まれるとラストパスに21歳小見洋太選手がJ1初ゴール。浦和は勝利を挙げられず、勝ち点1獲得にとどまりました。

名古屋1-1横浜FC(豊田スタジアム)

◆得点者【名古屋】稲垣祥【横浜FC】高井和馬

今季リーグ戦ホームの豊田スタジアムでは7勝5分けと無敗の3位名古屋。前半22分、左サイド森島司選手と永井謙佑選手の連係からゴール中央でチャンスを作ると、稲垣祥選手から和泉竜司選手へ展開。グラウンダーのクロスは相手守備に止められますが、稲垣選手が押し込み先制点を奪います。このままリードを守り切りたい名古屋でしたが、後半41分にピンチ。右サイドから横浜FC・近藤友喜選手がアウトサイドでクロス。マルセロ・ヒアン選手のヘディングはポストに当たるも、高井和馬選手に押し込まれ失点。名古屋は悔しい引き分け、一方J1残留を争う横浜FCは、前節首位横浜の勝利に続き、上位チームから勝ち点を獲得しています。

柏2-0横浜FM(三協フロンテア柏スタジアム)

◆得点者【柏】山田雄士、マテウス・サヴィオ

最近4試合負けなし(1勝3分)も、J1残留争いにいる柏は首位横浜FM相手にホームで躍動。0-0で迎えた後半7分、ショートパスをつなぎ右サイドの山田雄士選手に渡すとカットインからのシュートで先制ゴール。さらに後半38分にはマテウス・サヴィオ選手がPKを決めて追加点。シュート数でも上回り快勝を収めた柏は5試合負けなし。最下位湘南との勝ち点差を5に広げ、16位に浮上しました。敗れた横浜FMは今季初の連敗を喫しました。

湘南2-2鹿島(レモンガススタジアム平塚)

◆得点者【FC東京】大橋祐紀、鈴木章斗【鹿島】佐野海舟、アルトゥール・カイキ

J2降格圏にいる最下位の湘南は1点を先制されるも、前半35分に小野瀬康介選手のヒールでの落としを大橋祐紀選手が振り抜き同点ゴール。さらに前半43分にはペナルティエリア外から鈴木章斗選手が狙い澄ましたシュートで逆転し試合をひっくり返します。このまま後半アディショナルタイムまでリードを守った湘南でしたが、終了間際にPKを献上。これを決められ土壇場で痛恨の引き分けた湘南、17位横浜FCとの勝ち点差は4とJ1残留争いへ厳しい戦いが続いています。

C大阪3-0川崎F(ヨドコウ桜スタジアム)

◆得点者【C大阪】オウンゴール、レオ・セアラ、渡邉りょう

2連勝と好調な6位C大阪は0-0で迎えた後半に川崎Fを突き放します。後半7分にオウンゴールで先制すると、後半27分にはレオ・セアラ選手のPKで2点目。そして後半アディショナルタイムにもPKを渡邉りょう選手が決めて3点目を奪いました。快勝したC大阪は3連勝で4位浮上、敗れた川崎Fは6試合勝利なし(2分4敗)と不振が続きます。

広島2-0鳥栖(駅前不動産スタジアム)

◆得点者【広島】ピエロス・ソティリウ、ドウグラス・ヴィエイラ

広島は開始3分に鮮やかな攻撃を見せます。中盤でボールを拾った満田誠選手がすぐさま浮き球のパスを送ると、マルコス・ジュニオール選手が頭で折り返し、最後はピエロス・ソティリウ選手が合わせて先制ゴール。後半24分には右サイド中野就斗選手のクロスをドウグラス・ヴィエイラ選手が競り勝ちヘディングで追加点。広島は4試合負けなし(3勝1分)、一方の鳥栖は6試合勝利なし(2分4敗)となっています。

福岡2-1FC東京(味の素スタジアム)

◆得点者【福岡】佐藤凌我、山岸祐也【FC東京】熊田直紀

2試合連続無得点で連敗中の福岡は開始2分、右サイドの前嶋洋太選手が左サイドへ展開すると、前寛之選手がクロス。最後は佐藤凌我選手がスライディングで飛び込み合わせて早々と先制。さらに前半11分には、小田逸稀選手のスローインから、紺野和也選手がFC東京の守備を外す動きで抜け出すと、最後は山岸祐也選手がフィニッシュで追加点を挙げました。終了間際にFC東京に1点差に迫られるも逃げきった福岡が連敗を2で止めました。

神戸2-1京都(ノエビアスタジアム神戸)

◆得点者【神戸】川崎修平、ジェアン・パトリッキ【京都】原大智

勝てばJ1首位に立つ神戸、新加入でこの日入団会見を行った元スペイン代表MFフアン・マタ選手がスタジアムから見守ります。1点を先制されるも神戸は前半18分、J1初スタメンとなった川崎修平選手が左足で豪快に蹴り込みJ1初ゴールで同点に追いつきます。そして後半7分には、初瀬亮選手が京都ディフェンスの背後を狙う浮き球のパスを送ると、ジェアン・パトリッキが抜け出し逆転ゴール。3試合ぶりの勝利をつかんだ神戸が首位に返り咲きました。

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