◇第76回全日本総合バドミントン選手権準決勝(29日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

バドミントン日本代表・山口茜選手(再春館製薬所)が2年ぶりとなる全日本総合選手権に出場。準決勝は同じく日本代表の高橋明日香選手(ヨネックス)と対戦し、2-0(21-19、21ー17)とストレートで勝利しました。

今年の山口選手は世界選手権や全英オープンなど様々な国際大会で優勝。29日の午前中に行われた日本代表・朴HCの会見では、今年の日本代表メンバーMVPにも選ばれました。

今大会はここまで全てストレート勝利で準決勝に臨んだ山口選手。第1ゲームは序盤からいきなり6連続ポイントを奪うなどで主導権を握り先取します。

第2ゲームは山口選手らしいプレーが多く見られる展開に。

相手の好ショットもフットワークを生かして拾い続けると、スマッシュやカットで得点を重ねます。さらに、ラインギリギリへの正確なショットを見せるなど第2ゲームも奪い、この試合もストレートで勝利。30日に行われる決勝進出を決めました。

試合後、山口選手は翌日の決勝に向けて「今年最後の試合になると思うので、今年1番ぐらいのプレーができるように頑張りたい」と意気込みました。

今年数々のタイトルを獲った山口選手。年内最後となる試合で日本一のタイトルを目指します。