Vリーグ ディビジョン1女子 NEC3-0姫路（20日、平塚総合体育館）

NECの古賀紗理那選手がチームトップの19得点で勝利に導きました。

第1セットを取ったNECは続く第2セットはリードを許す展開となります。
12対14と2点を追う場面で、古賀選手にサーブが回ってきます。
ここで、第1セットまでコート中央から打っていたサーブの場所を、左側からに変えます。

すると、クロスを狙ったサーブで崩しポイントを奪います。
その後も古賀選手のサーブからポイントを奪い、なんと5連続ポイント。
これで逆転に成功したチームはこのセットも奪います。

第3セットは、攻撃の中心として強打でレシーブをはじくなどポイントを重ねストレート勝利に貢献しました。

試合後、サーブ位置を変えたことについて古賀選手は「対角に打つ方が距離もあってスピードが出るので、そっち打った方が決まるかなぁと思ってそれぐらいの感覚で打ちました。ふと（打つ場所を変えようと）降りてきました」と理由を明かしました。

試合中の感覚で打つ場所を変えながら結果を出した古賀選手。「サーブを打つ場所に関しては自分の感覚でこっちがいいんじゃないかなぐらいの気持ちで場所を変えているので、そこで効果が出たのがこれからも自分も自分の感覚を信じたい」と今後も感覚を頼りにサーブ位置を変えていくと話しました。