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バレー 日本代表宮部藍梨 サイドとミドルの二刀流に挑戦中 「すごく考えながらブロックする」

2022年11月20日 19:22
バレー 日本代表宮部藍梨 サイドとミドルの二刀流に挑戦中 「すごく考えながらブロックする」
姫路 宮部藍梨選手
Vリーグ ディビジョン1女子 NEC3-0姫路(20日、平塚総合体育館)

日本代表、宮部藍梨選手擁する姫路は同じく日本代表の古賀紗理那選手がいるNECと対戦しました。

今シーズン、アウトサイドヒッターの登録ながらミドルブロッカーで出場を続けている宮部選手はこの日もミドルで出場します。

長い腕を生かしクイックから得点を奪うと、第2セットには、NECの古賀選手のスパイクをブロックするなど、ミドルのポジションでも活躍。

敗れたもののチーム2番目の9得点をあげ存在感を見せました。

ミドルに挑戦したことで気づいたことも多いと話した宮部選手。「サイドでブロックしているときは、自分の目の前の選手か、ヘルプにいってもA(クイック)かB(クイック)だけなので。パスの状態を見てどっちにブロックをつけばいいかと、この選手だったらBパスでもステイしようとか、すごく考えながらブロックする」とブロックでの対応について相手選手によって変えていることを明らかにしました。

またブロックについての考え方も変わったようで「シャットしなくてもタッチとか、コースを限定するだけでもすごくチームに貢献していると思うので、直接ポイントにつながらないですけど、目に見えないポイントはミドルの仕事をやっていて多いと思う。守るだけでなくて自分がA(クイック)に入ることで、サイドの選手が1.5枚とか1枚で打てたりするので、自分がポイント取る面だけでなくて、後ろに人がディグしやすいように、サイドの人が決めやすいようにプレーするようになったかなと思いました」と、得点へつなげる間接的な動きの大切さを感じていると話しました。