『CM30秒に5.7億円』絶大な支持と破格の広告費から、NFL・スーパーボウルの人気を読み解く
スーパーボウルの視聴率と広告費の推移
2023年に第57回大会を迎える、アメリカンフットボール・NFLのチャンピオンを決めるスーパーボウル。
プレーオフは両カンファレンスの4チームまで絞られ、次第に熱が高まっています。
今回はテレビ視聴率と広告費から、全米でのスーパーボウル人気について見ていきます。
1967年に第1回大会を迎えたスーパーボウル。アメリカのデータ会社・ニールセンによると、これまでの視聴率平均は43.3%(NBCとCBSが同時放送していた第1回は除く)を記録しており、長年にわたって人気を誇るコンテンツであることが分かります。
とりわけ、1982年には歴代最高世帯視聴率の49.1%を記録。
さらに2015年には個人視聴人数で1億1144万人を記録しました。当時のアメリカの人口が3億2092万人であったため、約3人に1人が視聴していたということからも絶大な人気が窺えます。
この人気に伴い、年々増加しているのがCMの広告費。
30秒あたりのCM広告費について、1967年の第1回大会は4万2500ドル(約1530万円)でしたが、1974年の第8回大会では10万3500ドル(約3023万円)と10万ドルを突破。
1995年には115万ドル(約1億816万円)、2020年には540万ドル(約5億7655万)に達しています。
注目が集まる今年のスーパーボウルは、現地2月12日、アメリカ・アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで開催されます。
プレーオフは両カンファレンスの4チームまで絞られ、次第に熱が高まっています。
今回はテレビ視聴率と広告費から、全米でのスーパーボウル人気について見ていきます。
1967年に第1回大会を迎えたスーパーボウル。アメリカのデータ会社・ニールセンによると、これまでの視聴率平均は43.3%(NBCとCBSが同時放送していた第1回は除く)を記録しており、長年にわたって人気を誇るコンテンツであることが分かります。
とりわけ、1982年には歴代最高世帯視聴率の49.1%を記録。
さらに2015年には個人視聴人数で1億1144万人を記録しました。当時のアメリカの人口が3億2092万人であったため、約3人に1人が視聴していたということからも絶大な人気が窺えます。
この人気に伴い、年々増加しているのがCMの広告費。
30秒あたりのCM広告費について、1967年の第1回大会は4万2500ドル(約1530万円)でしたが、1974年の第8回大会では10万3500ドル(約3023万円)と10万ドルを突破。
1995年には115万ドル(約1億816万円)、2020年には540万ドル(約5億7655万)に達しています。
注目が集まる今年のスーパーボウルは、現地2月12日、アメリカ・アリゾナ州グレンデールのステートファーム・スタジアムで開催されます。