◇プロ野球オープン戦　DeNA6-1(23日、沖縄・浦添)

ヤクルトのドミンゴ・サンタナ選手が攻守に躍動しました。

3番レフトで出場したサンタナ選手は、初回の第1打席、左腕ケイ投手と対戦。フルカウントからアウトコース低めのコントロールされた150キロのツーシームをはじき返し、鮮やかなライト前ヒットを放ちます。

2点ビハインドの3回は、2アウト1、2塁の好機で打席へ。伊勢大夢投手に対して先に追い込まれますが、ファウルで粘り迎えた7球目、スライダーをレフト前へはじき返し、この日チーム唯一の打点となるタイムリーを放ちました。

また守備では、3回1アウト2塁の場面で、レフトの前への打球にホームへストライク送球をみせタッチアウト。攻守で躍動をみせます。

高津臣吾監督は「投手の球を見てあれだけのスイングができている。さらに打席を重ねていけば、全く問題ない」とうなずきました。

サンタナ選手は、昨季途中にヤクルトと3年契約延長を発表。頼れる助っ人は、今季も健在です。