アスレチックスのマーク・コッツェイ監督は藤浪晋太郎投手の次回起用について、リリーフ登板になると日本時間25日、明かしました。

前回の先発登板、23日のレンジャーズ戦では3回途中8失点と炎上。この日は、キャッチボールやランニングで調整をしました。試合前、取材に応じたコッツェイ監督は、「昨日フジとは話しプランを作った。明日からブルペンで仕事が始まる。ブルペンでストライクを投げ、速球のコントロールを取り戻してほしい」と26日から中継ぎへ配置転換することを説明しました。

今季メジャーデビューした藤浪投手は、開幕から4度先発登板し、4戦4敗・防御率14.40と厳しい数字が並びます。それでもコッツェイ監督は「彼は短いイニングで何ができるかは見てきた。(2日の)エンゼルス戦でも最初の2イニングは圧倒していた」と短いイニングの適性を語りました。

前回の登板ではメジャー自己最速100.6マイル(約161.9キロ)をマークし、潜在能力の高さをみせた藤浪投手。指揮官は「もっとも重要なのは、彼が我々と一緒にいて心地よいと感じること。彼は我々に慣れてきた。彼はここを気に入っている。よりオープンにコミュニケーションをとり、彼を正しい方向へと導いていきたい」とコメント。コッツェイ監督の親心に藤浪投手がどう結果を出すのか、注目されます。