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早稲田大学駅伝主将・菖蒲敦司が自己ベストで6位入賞も「ラストが上がりませんでした」と反省

2023年5月22日 11:51
早稲田大学駅伝主将・菖蒲敦司が自己ベストで6位入賞も「ラストが上がりませんでした」と反省
中間を過ぎて先頭集団から遅れたものの終盤も粘った早稲田大学・菖蒲敦司選手
◇セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜(21日、日産スタジアム)

セイコーゴールデングランプリ陸上2023横浜(セイコーGGP)の男子3000m障害に、早稲田大学の駅伝主将を務める菖蒲敦司選手(4年)が出場しました。

今季の菖蒲選手は、4月の日本学生陸上競技個人選手権で優勝し、今夏に中国・成都で開催されるFISUワールドユニバーシティゲームズの日本代表に選出されています。

また、1週間前の関東インカレでは大会3連覇を果たしており、学生の大会では3000m障害で勝利を重ねています。

迎えたセイコーGGP。3000m障害でシニアのレースに出場するのは2022年の日本選手権以来で、同学年の順天堂大学・三浦龍司選手にも久々に挑みました。

前半は積極的にレースを進め、先頭集団に食らいつきましたが、中間を過ぎてじわじわと後退します。

1位で三浦選手がフィニッシュする中、菖蒲選手は、自己ベストとなる8分31秒2をマークし、6位入賞と健闘しました。

それでも、目標としていた8分30秒切りを果たせず。菖蒲選手は、「入賞はできたんですけど、不完全燃焼というか、8分30切りが見えながらもラストが上がりませんでした」と反省を口にしていました。

自身3度目の日本選手権は、教育実習期間中のレースとなりますが、「1000mから2000mが課題。あそこさえ乗り切れば、ラストは戦えると思っています」と修正点は明確です。

「今回、6番っていうラインができたので、この上を目指す練習をしていきたい。チームには(伊藤)大志、石塚(陽士)、山口(智規)といった強いメンバーがいるので、切磋琢磨しながら、“サンショー”を伸ばしていきたい」と、さらなる活躍を誓っています。
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