プロ野球、中日の加藤宏幸球団代表が29日、WBCキューバ代表として出場したジャリエル・ロドリゲス投手についてコメントしました。

ロドリゲス投手はメジャーリーグと契約を結ぶため、キューバから亡命したとの報道があり、現在の状況がつかめていません。

加藤球団代表は「来日の確認を以前したところ、今日の便で到着する予定だった。しかし、来日していない。本人は音信不通の状態なので、所在確認を現在行っているが、どこまでできるかわからない。とにかく今は、本人の状態確認が最優先。当然、開幕のメンバーには入れられない」と話しました。

ロドリゲス投手は、20年から中日に所属。昨季はリリーフとして大活躍。56試合に登板し、6勝2敗39ホールド、防御率1.15。最優秀中継ぎ投手のタイトルに輝き、今季もセットアッパーとして活躍が期待されていました。

また立浪和義監督は「もともと開幕のメンバーには想定していない。祖父江など、中継ぎの代わりはいるし、必要なら先発からの配置換えも考える」とコメントしています。