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久保建英、東京五輪「100%の力で準備」

2021年1月28日 17:49
久保建英、東京五輪「100%の力で準備」

スペイン1部リーグ・ヘタフェの久保建英選手(19)が、クラブの公式インタビューに応じ、日本語とスペイン語で答え、東京五輪についての思いなどを語りました。ヘタフェが日本時間28日、公式サイトで、そのインタビュー動画を公開しました。

■移籍先ヘタフェ「自分が成長できる環境」■

今月、スペイン1部のレアル・マドリードから期限付きで、同1部のヘタフェに移籍した日本代表の久保建英選手。

移籍直後から3試合に出場している久保選手は、ヘタフェの印象について、「自分が成長できそうな環境かなと思います。本当にこのチームは非常に愉快な仲間たちというか、言い方が変ですが、明るい選手が多くて、チームとしても、とても明るいという印象があって、新加入選手にとって、非常にいい環境なのかなと思います。」と語りました。

自分の振る舞いについて聞かれると、「そんなに落ちついているとは思ってないですが、小さいうちから、プロに上げてもらって、大人の選手たちとピッチ内外でコミュニケーションをとることが、今の自分の喋り方だったり、あり方につながってるのかなと思います。」と自己分析しました。

ファンから、大きな期待が寄せられる久保選手は、「ファンだったり、いろんな人たちが自分に注目してくれるってことは、どういった形かわからないが、結果だったり、いいゲームで返していかなくてはいけないと思いますし、責任というよりは、みんなの期待値が高い分、自分もいいプレーで応えるというのが筋なのかなと思います」と活躍を誓いました。

■日本サッカー界は「強豪国になろうとしている」■

そして、現在の日本サッカー界については、「サッカー強豪国ではないですけど、強豪国になろうとしているのが、今の日本の現状だと自分は思っています。そういった中でリーガだったり、プレミアリーグだったり、色々な強いリーグを見て、そこに追いつこうという一心でJリーグも、日本サッカー協会もやっていると思うので、そういった意味で、自分みたいな選手がどんどん出てくるのも大切だなと思いますし、こういった経験を自分が生かしていければいいかなと思います」と語りました。

■東京五輪「100%の力で準備しておくのは選手の義務」■

現在19歳で日本代表に選出されていると同時に、東京五輪世代で、活躍が期待される久保選手。

東京五輪について聞かれると、「まずはやっぱり、健康が第1なので、今この状況で五輪に出たいとか、そういうことは言うつもりは全くないです」と答えました。

それでも選手として大切な考えは、「たらればですが、もし開催できた時のために、100%の力で準備しておくというのは、開催できるとなった時の選手としての義務だと思うので、それはどのスポーツも関係なく、開催された時のために準備は必要なのかなとは思います」と話しました。

写真:アフロ