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2021年3月18日 22:47

桃田賢斗が語る2 スポーツの持つ力

桃田賢斗が語る2 スポーツの持つ力

世界の40を超える国と地域でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウス財団(本部ロンドン)が、17日までに「ローレウス世界スポーツ賞2021」の最優秀復活選手部門にノミネートされているバドミントン・桃田賢斗選手(26=NTT東日本)にインタビューを行いました。

第2回はスポーツの力と、社会貢献や震災への思いについて語りました。

※以下、桃田賢斗選手=桃田、とします。(敬称略)。

--ローレウスのように、スポーツの力を使った社会貢献活動が日本のアスリートでも増えてきています。この傾向をどのように考えていますか。

桃田
「スポーツが社会に与える影響はすごいものがあると思う。見ている人に元気だったり、感動を与えられると思うので、自分もそういう影響を与えられる選手になりたいと思います」

--バドミントンのトップ選手として、競技人口の拡大や次の世代への環境づくりを期待されていると思います。どのように感じますか。

桃田
「最近意識するようになりましたね。バドミントンという競技の知名度が日本の中でどんどん上がってきていると思います。でも上がってきているのに正直バドミントン界は何も変わっていないというのが現状だと思うので、自分が少しでも変えていければいいかなと思います」

--現在バドミントン界のために注力していることは何かありますか。

桃田
「そうですね。母校の選手たちにマスクを。あとは現地に直接行って一緒に練習したり、リモートでの交流を積極的にやっています」

--最近ではSNSを活用されていますが、SNSに注目したきっかけは何でしょうか。

桃田
「コロナウイルスが流行しだしてから、直接会えない分どうすればいいかなというところで、SNSの活用は本当に大事だなと思っています」

--SNSにはどのような反響が寄せられていますか。その反響をどのように捉えていますか。

桃田
「一緒にバドミントンをした2人の子供たちからはすごく喜ばれたりだとか、ファンの人の反応もいいコメントを残してくれている人もいたので、そういう人たちがいる限りはどんどんどんどんそういう機会をつくっていけたらいいかなと思っています」

--これまでに桃田選手は様々な社会貢献活動を行ってきていますが、今後どのようなことをしていきたいですか。

桃田
「バドミントン界だけではなくて、いろんな競技の選手の人たちが一緒になって取り組めば本当に大きな力が生まれると思うので、いろいろな人を巻き込みながら、何ができるのか考えながらやっていければいいかなと思っています」

--東日本大震災から10年が経ちました。中高を過ごされた福島については、今だからこそ伝えたいメッセージはありますか。

桃田
「長いようで短いし、短いようで長いような感じもするんですけど、月日が経つにつれてあのときの深刻さだったり、大変さというのが周りの人から薄れてきているのかなという印象を受けるときがありつつ、3月11日を迎えるときにあれから何年というニュースが出てくるので、そうではなくて今でもつらい生活をしている人はいると思いますし、あの出来事を風化させてはいけないとは今でも強く思っていますね」

写真:日刊スポーツ/アフロ