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東海大菅生 選抜出場4回目で初勝利

2021年3月24日 18:02

◆第93回選抜高校野球大会 5日目(24日・甲子園球場)1回戦 東海大菅生4-3聖カタリナ

大会5日目、第1試合は6年ぶり4回目のセンバツ出場で初勝利を目指す東海大菅生(東京)と、創部5年で春夏を通じ初出場を果たした聖カタリナ(愛媛)が対戦しました。

試合は2回、聖カタリナは先頭の4番・川口翔大選手がセンター前ヒット。これが聖カタリナの甲子園初ヒットとなります。その後、得点圏にランナーを進めますが後続が倒れ、得点を奪うことはできません。

するとその裏、東海大菅生は6番の鈴木悠平選手がレフトへソロホームラン。このホームランが、5日目13試合目にして今大会の第1号となります。さらに続く3回にも3番・千田光一郎選手がレフトスタンドへ2ランホームラン。東海大菅生が一発攻勢で3点のリードを奪います。

それでも聖カタリナは7回、2アウトから四球とヒットで3塁1塁のチャンスとすると、1番・堀越璃雄(りお)選手の場面で東海大菅生にバッテリーミス。3塁ランナーの井上翼選手が生還し、聖カタリナは甲子園初得点。3-1と差を2点に縮めます。

聖カタリナは続く8回、東海大菅生に1点を奪われますが、9回に相手のバッテリーミスと犠牲フライで4-3と1点差に迫ります。さらに2アウト満塁と一打逆転のチャンスをつくりますが、サードゴロに打ち取られ反撃及ばず、甲子園初勝利とはなりませんでした。

一方、勝った東海大菅生は出場4回目にしてセンバツ初勝利。2回戦では京都国際(京都)と大会8日目の第2試合で対戦します。

写真:日刊スポーツ/アフロ