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天理10得点快勝 選抜24年ぶり4強入り

2021年3月29日 16:20

第93回選抜高校野球大会9日目(29日・甲子園球場)準々決勝天理10-3仙台育英

前日の雨天中止に伴い、順延された大会9日目。準々決勝が始まり、第1試合で天理(奈良)と仙台育英(宮城)が対戦しました。

天理は初回、1アウトランナー1塁の場面で、3番・内藤大翔選手がレフトへタイムリーツーベースを放ち、先制に成功。さらに4番・瀬千皓選手もタイムリーヒットで続き、2対0とリードを奪います。

一方、仙台育英も3回に反撃。天理のエース・達孝太投手に食らいつきます。先頭の3番・八巻真也選手がソロホームランを放ち、1点差に迫ります。その後1アウト3塁・2塁のチャンスで、7番・島貫丞選手がセンターへの犠牲フライ。2対2の同点に追いつきます。

それでも天理は4回、2アウトながら満塁のチャンスを迎えると、9番・政所蒼太選手がレフトへ2点タイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功します。

その後も2点を加え、この回一挙4得点。6対2で仙台育英を突き放します。天理はその後も追加点を挙げ、9安打10得点。援護を受けたエース達投手も、8回まで164球、3失点の熱投を見せます。

10対3で仙台育英を破った天理は、ベスト4一番乗り。センバツでの準決勝進出は、優勝を果たした1997年以来、24年ぶりとなりました。

写真:日刊スポーツ/アフロ

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