東海大相模4強 福岡大大濠を投打で圧倒
第93回選抜高校野球大会9日目(29日・甲子園球場)準々決勝東海大相模8-0福岡大大濠
大会9日目、準々決勝の第2試合はセンバツ3度目の優勝を狙う東海大相模(神奈川)と、初優勝を狙う福岡大大濠(福岡)が対戦しました。
試合はいきなり動きます。1回表の東海大相模は1アウトから2番・綛田小瑛選手がセンターへのツーベースを放ちます。そのチャンスに、続く3番・小島大河選手がタイムリースリーベース。東海大相模が先制に成功します。さらに5番・百瀬和真選手にもタイムリーが生まれ、2対0とリードを広げます。
勢いに乗る東海大相模は続く2回、1アウト2塁のチャンスで1番の門馬功選手がレフトへツーランホームランを放ちます。東海大相模はその後2点を加えると、3回にも2番・綛田選手がこの日3本目のヒットとなるタイムリー。序盤で7点のリードを奪い、試合を優位に進めます。
一方、春夏通じて初の準決勝進出を狙う福岡大大濠は、東海大相模のエース・石田隼都投手に7回までヒット3本に抑えられ、得点を奪うことができません。
すると東海大相模は8回、2番・綛田選手がダメ押しとなる犠牲フライ。14本のヒットを放ち8得点、投げてはエース石田投手が14奪三振の好投を見せ、2018年以来となるベスト4入り。31日に行われる予定の準決勝で天理(奈良)と対戦します。
写真:日刊スポーツ/アフロ