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池江璃花子 余力残して50mバタ優勝

2021年4月10日 21:53
池江璃花子 余力残して50mバタ優勝

10日、東京五輪の代表選考を兼ねた競泳の日本選手権が東京アクアティクスセンターで行われ、非五輪種目の女子50mバタフライ決勝に、リレーの2種目で東京五輪内定を決めている池江璃花子選手(20)が出場しました。

この日、午前中に行われた同種目の予選では26秒36の全体2位で決勝に進出した池江選手。大会前に「半バタ(50バタ)では優勝を目指しているので思い切り頑張りたい」と意欲を示していました。

決勝のレースは自身の持つ日本記録(25秒11)にあと0秒45及ばなかった池江選手ですが、復帰後自己ベストとなる25秒56の日本学生新記録で優勝。100mバタフライ、100m自由形に続く、大会3冠目を達成しました。

レース後、池江選手は「復帰後のベストを更新することができてうれしい。一番優勝を狙っていた種目。ホッとしています」と喜びを口にしました。

さらに、およそ1時間後に控える50m自由形決勝について池江選手は「ちょっと余力を残しながらレースをした。1本泳いで緊張はほぐれたのでラスト1本集中して泳ぎたい」と、2018年以来の「4冠」に向けて意気込みを語りました。

写真:YUTAKA/アフロスポーツ

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