リオ銀・樋口「50グラム」で五輪予選失格
レスリングのアジア五輪予選で11日、男子フリースタイルの57キロ級・樋口黎(れい)選手が計量の際に体重50グラム超過で失格処分となりました。
樋口選手が計量会場で体重を量ったところ、当初は250グラムオーバーだったということです。
計量締め切りの時間まで30分ほど、体重を落とそうとした樋口選手ですが、最後の50グラムを落としきれませんでした。
「食生活、運動量、カロリーなど全部気をつけてやってきた。全力で一切の妥協なくやってきたが、(最後の50グラムは)極限の状態で落ち切らなかった。もう仕方ない。現実を受け止めるしかない。これが結果なので、覆すことはできない。心に刻みたい。帰国したら隔離期間もあるので、その間に気持ちを切り替えて、もう一回り体を小さくしないといけない。できることをやっていって、あとは祈って待つしかないかなと思います」
5月6日よりブルガリアで世界最終予選が予定されており、五輪枠獲得は2位以内が条件となります。
提供:日本レスリング協会(撮影は8日)