内村期待の18歳北園 最年少Vへ首位発進
16日、群馬県の高崎アリーナで行われた体操・全日本選手権の男子予選。18歳の北園丈琉選手が87.332点をマークしトップで決勝へ進出しました。
体操競技は今大会から東京五輪代表選考が本格的にスタート。今大会と5月のNHK杯の成績で上位2位の選手は東京五輪団体総合のメンバーとなります。
2018年のユース五輪で5冠を達成している北園選手。この日も安定した演技を見せ、つり輪以外の5種目で14点台という高い点数をマークし、2位と0.734点差を付け1位で決勝進出。
現在18歳5か月の北園選手が優勝すれば、2018年の谷川翔選手が持つ19歳2か月の記録を抜き、史上最年少での優勝となります。
北園選手は演技後、「8割くらいの力を出して、落ち着いて試合を運べた。いつもの試合と変わらず、五輪予選の無駄な緊張感がなかったのが良かった。決勝では優勝を目標に、自分の演技をしたい」と話しました。
五輪2連覇の内村航平選手は、「間違いなく東京五輪に入ってくる存在」と北園選手への期待を語りました。男子決勝は18日に行われます。
写真:長田洋平/アフロスポーツ