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バレー男子19歳高橋藍「違う何かが必要」

2021年5月8日 23:00
バレー男子19歳高橋藍「違う何かが必要」

8日、群馬県の高崎アリーナ、2070人の観客が駆けつけたバレーボール男子日本代表の紅白戦。1日に行われた中国との国際親善試合で代表デビューを飾ったチーム最年少19歳・高橋藍選手が、東京五輪代表メンバー入りへ猛アピールしました。

第1セット、中学では守備専門のポジション・リベロを務めていた紅組の高橋藍選手が、白組・柳田将洋選手の強烈サーブを見事にレシーブし、味方の得点につなげます。

第2セット以降は多彩な攻撃を見せます。強烈なスパイク、バックアタック、さらにはサービスエースを奪うなど、攻守で存在感を見せつけ、高橋藍選手の紅組が3対0で勝利しました。

試合後、高橋藍選手は「勝負所のレシーブはチームのいい攻撃につながったのが良かったところだと思う」と振り返りました。

代表候補24人の中12人しか選ばれない東京五輪メンバー争いについては、「選ばれるには他のサイドアタッカーとは違う何かが必要だと思う。持ち味であるレシーブ力を発揮しつつ、スパイクの面では他の選手にない打ち方といった部分を増やして、12人に入れるようにアピールしていきたい」と東京五輪メンバー入りへ意欲を口にしました。

■写真:松尾/アフロスポーツ