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【男子3000m障害】早稲田・菖蒲敦司が学生歴代5位の好記録 3位と健闘も悔しさ語る

2023年6月3日 16:50
【男子3000m障害】早稲田・菖蒲敦司が学生歴代5位の好記録 3位と健闘も悔しさ語る
学生歴代5位の好記録をマークし3位に入った菖蒲敦司選手
◇第107回日本陸上競技選手権大会(2日、大阪・ヤンマースタジアム長居)

大会2日目に男子3000m障害が行われ、菖蒲敦司選手(早稲田大学4年)が学生歴代5位の8分28秒16を記録し、3位に入る健闘を見せました。

先月21日のセイコーゴールデングランプリ(以下、GGP)でマークしたばかりの自己記録(8分31秒92)を更新した菖蒲選手。

しかしレース終了後、「青木涼真さんが障害でもたついたので、絶対に2番に入らなきゃいけないと思ったんですけど、(2位の)砂田晟弥のペースに付いていけなかった。ラストは自信があったんですけど、最後の障害(の踏み切り)が合わず、着地した時に左足首を痛めて、ラストで抜くことができませんでした」と、今季の目標だった8分30秒切りを達成したにもかかわらず、悔しさを口にしました。

現在、教育実習中の菖蒲選手。1週間前に発熱のトラブルに見舞われましたが、「それを言い訳にしたくはないですし、最低限の準備でできるパフォーマンスは発揮できたのかなと思います」とレースを振り返りました。

同学年で大会3連覇をし、世界選手権代表に内定した順天堂大・三浦龍司選手の背中はまだ遠いものの、今季は試合を重ねるごとに、着実にその差を縮めています。

「今まで、3000m障害で世界を目指すと言ってきたが、それが口だけだった。今年1年は現実的に近づいてきていると思う。来年以降、パリオリンピックを現実的な目標として立てていいのかなと思っています」と、菖蒲選手も世界を見据えました。
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