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「自分は自分」内村航平 最後の選考会へ

2021年6月4日 18:36
「自分は自分」内村航平 最後の選考会へ

体操の東京五輪最終選考会、全日本種目別選手権(5日・6日、高崎アリーナ)が5日に開幕します。4大会連続の五輪出場を目指す内村航平選手(32)は4日、会見に臨み「演技に関しては本当に考えずにできるところまで研ぎ澄まされている。自分の持ち味をしっかり出していい演技ができればいいと思います」と、決意を語りました。

今大会は五輪代表選考レース最後の大会。種目別・鉄棒に絞り、個人枠での代表入りを狙う内村選手ですが、今大会で代表選手が決まることについては「びっくりするぐらい何も考えていなかったですね。自分の中で鉄棒の演技のことしか考えていない毎日を過ごし、五輪がどうとか代表になるとかは、自然と演技のことを考えることで考えなくなっていた」と、コメントしました。

今大会と同じく代表選考会の全日本選手権(4月)とNHK杯(5月)では、ともに1位となりましたが「まだ自分としては満足できていない。自分の満足する演技を追求してやることにやりがいを感じていたので、まさに鉄棒だけでそこの境地にいけているのかなと思います。納得のいく演技を常にしたい」と、“最終決戦”で完璧な演技を目指します。