バレー高橋藍 イタリアから最多19得点
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バレーボールのネーションズリーグ予選ラウンド第8戦が現地時間10日、イタリア・リミニで行われ、この大会が東京五輪前最後の国際大会となる日本男子は、地元のイタリアと対戦しました。
第1セットを21-25で落とした日本は第2セット、エースの石川祐希選手(25)が連続でバックアタックを決めるなど、25-22で奪い返します。
続く第3セットは、イタリアに22-25で奪われ、後がなくなりますが、第4セットはチーム最年少の高橋藍選手(19)が躍動します。バックアタックやブロックアウト、ジャンプサーブなど、多彩な攻撃でポイントを重ね、このセットを25-15でものにします。
勢いに乗る日本は、最終第5セットも高橋選手と石川選手がスパイクを決め得点を量産。15-9でこのセットを奪い、セットカウント3-2でイタリアに勝利しました。
高橋選手は石川選手と並び、この日両チーム最多タイとなる19得点をマーク。東京五輪代表の最終メンバー入りへ猛アピールしました。
これで日本は、予選ラウンド通算5勝3敗。次戦は、現地時間11日にアルゼンチンと対戦します。
写真:YUTAKA/アフロスポーツ ※写真は2021年5月