早田ひな アジア選手権代表入りへ逆転勝利
9月にカタールのドーハで行われるアジア卓球選手権へ向け、代表選考会が17日スタート。初日は女子の試合が行われ、東京五輪女子団体のリザーブに決定した早田ひな選手が第1シードで出場しました。
国内の試合は今年1月に行われた全日本選手権以来となった早田選手、予選1試合目は中森帆南選手(四天王寺高校)にフルゲームの末3-2で勝利、続く2試合目は平真由香選手(昭和電工マテリアルズ)を3-0のストレートで下し、予選グループを1位で突破します。
決勝トーナメント1回戦では、南波侑里香選手(日本ペイントマレッツ)に1-2とリードを許す苦しい展開。それでも強気な攻めを見せその後の2ゲームを連取し逆転勝利、明日の準々決勝に進出しました。
早田選手は「全日本ぶりで緊張する部分もあった。相手は負けてもいいと思って勝負してくるのでその中で実力で勝ちきれたのはすごくよかった。自身は第1シード、相手は向かってくる選手しかいない。それをさらに上回るチャレンジャーの気持ちで、どんどん吠えて頑張りたい」と、明日への意気込みを語りました。
また、東京五輪に向けては「オリンピックという雰囲気を味わえることはすごくうれしいし、いつかここでメダル取るんだという気持ちで練習相手もつとめたい」と語りました。