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代表選考会へ 小池祐貴「出る以上は優勝」

2021年6月23日 19:16
代表選考会へ 小池祐貴「出る以上は優勝」

東京五輪の陸上男子100m代表選考会を兼ねた日本選手権(24日~27日、大阪・ヤンマースタジアム長居)へ向け、日本歴代3位タイの記録を持つ小池祐貴選手が前日会見に臨みました。

「出る以上は優勝目指して頑張ろうと思います」と五輪出場権がかかったレースへ決意を語りました。

小池選手の自己ベストは、桐生祥秀選手と同じ9秒98。日本陸連が定めている東京五輪参加標準記録(10秒05)をすでに突破している小池選手は、今大会で3位以内に入れば、自身初となる五輪出場が決まります。

この大事なレースを迎えるにあたり、“走りの感覚”を見直したという小池選手は、「『もっとここできるな』というところがあれば、タイミングとか気にしないで、どんどん変えるというのがいつも通りのスタイル」と柔軟な自身のスタイルを明かしました。

今回の100mには自己ベスト同タイムの小池選手や桐生選手をはじめ、9秒95の山縣亮太選手、9秒97のサニブラウン アブデル ハキーム選手ら9秒台の選手が4人エントリー。“激戦必至”の代表選考会となりました。

小池選手は今大会、200mにもエントリーしていますが、「まずは100mに集中しようと思います」と語り、「自分の中にしっかり入り込んで、自分のレーンと感覚をみて走れる人というのが優勝する。そういうところが大事かなと思います」と勝利へのポイントを口にしました。