柔道・高藤 東京五輪で「何が何でも金」
東京五輪の柔道男子60キロ級代表の高藤直寿選手(28)が24日、リモート取材に応じました。
自身2度目となる五輪に向けて「(リオ五輪から)5年間、銅メダリストとして生きてきた。とても悔しい日々を過ごしていたので、何が何でも金メダルを取りたい」と決意を語りました。
2016年リオ五輪で銅メダルに終わったことに、「五輪を自分の中で大きなものとしてしまった。緊張とかメンタル的なものが敗因だった」と自己分析しました。
「それから自分をコントロールすることを意識してやってきた。安定感の部分では、この5年間、リオ五輪を経験したからこそ強くなれた」と話しました。
また、家のリビングにリオ五輪の銅メダルを飾っているそうで、「(長男が)運動会で金メダル取ったら色の違いが分かったのか、『金じゃ無いの?』と言われたので、本物の金メダル見せてやろうかなと思っている」と長男とのエピソードを明かしました。
そして、男子60キロ級が開会式翌日の7月24日に行われることについて、「柔道もトレーニングも思い通りの動きができているのであと1か月、気合入れてやりたい。金メダル第1号は(女子48キロ級の)渡名喜風南選手が必ず取るので、第2号になると思うけど、男子1号で取れるのでラッキーだと思う」と自信にあふれた表情を見せました。
写真:アフロ
※写真は2020年2月