MLBのエンゼルスがクラブハウスでの携帯電話の使用を禁止することを、MLB公式サイトが報じました。

昨季はチーム歴代最多の99敗を喫し、10年連続でポストシーズン進出を逃しているエンゼルス。チームの改革が求められているなか、ロン・ワシントン監督は「チームが野球にもっと集中できるようになることを望んでいる」と述べ、クラブハウスでの携帯電話の使用を禁じたことを明かしました。

このルールについて、ワシントン監督は「それは罰ではありません。ただ集中したいだけです」とコメント。ベテランのトラウト選手や新加入のカイル・ヘンドリックス投手とも話し合ったことも明かし、賛成を得ていると言います。

試合前のクラブハウスでの時間を電話など気を散らすものを取り除くことで、有効な会話の促進や選手間の交流・関係を築くことが目的だという今回の新ルール。トラウト選手らも「今のところは上手くいっている」といい、エンゼルスがどのような変化をみせるのか注目されます。