１０日、陸上ホクレン・ディスタンスチャレンジ網走大会（北海道）女子３０００メートル。東京五輪女子１５００メートル、５０００メートル代表の田中希実選手が、自身が１年前に樹立した日本記録８分４１秒３５を０秒５１上回る８分４０秒８４をマーク、日本記録を更新しました。

去年７月に福士加代子選手の日本記録を１８年ぶりに更新した田中選手はこの日、１０００メートルを２分５６秒、１０００メートルから２０００メートルまでを２分５７秒で走ると、ラスト１０００メートルから徐々にペースを上げ、残り１周からスパート。２位以下を一気に引き離してトップでフィニッシュ。タイムは８分４０秒８４で日本記録を更新しました。

レース後、田中選手は「五輪に向けてもいいイメージが作れたと思うので、五輪でも１５００、５０００で頑張りたいと思います」と語りました。

また田中選手は、ホクレンディスタンス北見大会（１４日・５０００メートル）、千歳大会（１７日・１５００メートル）にもエントリーしています。

■写真：アフロ