井岡一翔「ひとつの区切り」JBCが謝罪
日本ボクシングコミッション(JBC)とWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔選手(32)は12日、合同で会見を行いました。
2020年大みそかに行われた世界戦のドーピング検査で、JBCは検体の管理体制などに不備があったことを認め、一連の問題を井岡選手に直接謝罪しました。
JBCの永田有平理事長は、「井岡選手ご本人とご家族に多大な心労をおかけしてしまった。(井岡選手の名誉回復のために)できることがあれば一生懸命やらせていただきたい。大変申し訳ないと思っている」とコメント。
井岡選手は、「全てを納得したわけではない」と前置きしつつも「今回一つの区切りとして、許す許さないの問題ではなくて、謝罪は受け入れて僕自身も次に進んでいかなきゃいけないという思いで受け入れた。きょうを境に、また少しでも日本ボクシング界を盛り上げていけるように頑張っていきたいと思う」と謝罪を受け入れました。