初戦白星もバド渡辺・東野ペア「緊張した」
◇東京五輪・大会2日目7月24日バドミントン(武蔵野の森総合スポーツプラザ)
混合ダブルスの予選リーグ・グループCの初戦に臨んだ世界ランキング5位の渡辺勇大選手と東野有紗選手ペア。初戦は同17位のデンマークのペアと対戦しました。
五輪初出場となった渡辺・東野ペア。渡辺選手は「試合期間も空きましたし、それに伴う緊張というのは少なからずあったと思う」と口にし、東野選手も「会場の雰囲気というのもちょっと緊張感のある雰囲気だった。ちょっと緊張してしまいました」と語るように、第1ゲームを20-22で落とします。
しかしその後、第2ゲーム(21-11)と第3ゲーム(21-15)を連取し2-1で逆転勝利を収めました。
試合後、渡辺選手は「1ゲーム目競った場面で取られても、2、3ゲーム目を取り返すという気持ちは折れずに、最後までプレーできたのでそこがよかった。いま勝ち切れたというのがすごく自信になります。予選リーグ突破に向けてかなり前進できたんじゃないかなと思います」と、手応えを口にしました。
また、東野選手は「3ゲーム目で自分たちの展開というのを作れて、そこがよかったと思います。本当に一戦一戦2人で楽しんで頑張っていきたいです」と、次戦に向けて、意気込みを語りました。
一方、女子シングルスの予選リーグ・グループLの初戦に世界ランキング5位の山口茜選手が登場。同146位のパキスタンの選手に、試合時間わずか23分で圧巻のストレート勝ちを収めました。
この勝利に山口選手は、「初戦ということで、少し緊張もあった。しっかりいいプレーもできたと思いますし、勝てたのでよかったです。リオ五輪から5年間いろいろ経験してきたものをしっかり出せていければいいなと思います。しっかり一本一本集中して頑張りたい」と語りました。
写真:ロイター/アフロ