「100%出せれば」大迫傑ラストレースへ
東京五輪を最後に引退を表明している男子マラソン日本代表の大迫傑選手。8日に行われる“ラストレース”を前に「非常に充実感を持って準備ができている。いつも通りを心がけて残り4日過ごしていきたいと思っています」と、現在の心境を語りました。
レースを10日後に控えた7月29日、大迫選手は自身のSNSで「8月8日のマラソンを現役選手としてのラストレースにします」と、衝撃の発表をしました。
東京五輪という舞台を競技人生の最高のゴールにするという思いから下した決断。大迫選手は「“引退”というと、言葉としてそんなに僕自身魅力を感じなかった。しっかりとここ半年間、1年かけてやってきた部分を100%出せればいいなと思っています」と、4日後に迎えるレースを前に決意を語りました。
マラソン選手として挑む最後の大舞台。キャリアの集大成へ「結果というのはもちろん大切ですけど、それ以上にレース終わった後にしっかりと頑張り切れたと思う、そんなレースができたらいい」と、覚悟を口にしました。
写真:森田直樹/アフロスポーツ