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愛媛・新田夏初勝利!プロ注目・高須を攻略

2021年8月10日 21:57
愛媛・新田夏初勝利!プロ注目・高須を攻略

10日、第103回全国高等学校野球選手権大会が開幕し、第2試合で新田高校(愛媛)が静岡高校と対戦しました。

静岡の先発は、エースの高須大雅投手。静岡県大会を37イニング無失点に抑えた、身長192センチのプロ注目の大型右腕です。

その高須投手を、夏の甲子園初出場の新田が攻略します。2回表、1アウト1、3塁のチャンスで8番・向井駿貴投手がライトへのタイムリーを放ち、新田が先制します。静岡・高須投手は今夏39イニング目で初の失点を喫しました。

新田はさらに6回表にも9番・山内欣也選手のタイムリーで1点を追加しますが、7回裏にエラーと静岡の8番・山本和輝選手のタイムリーで同点に追いつかれます。

続く9番・山岸廉尊選手のセンターへの大飛球を、新田のセンター・長谷川聖天選手がダイビングキャッチ。さらにすぐに起き上がってファーストに送球し、飛び出したランナーもアウトにしてダブルプレー。ビッグプレーが飛び出し、新田が試合の流れを離しません。

続く8回表、1アウト満塁のチャンスを作ると2番・入山雄太選手がライト線への2点タイムリーツーベースを放ち、これが決勝点。夏の甲子園初出場の新田が、静岡に4-2で勝利し夏初勝利をあげました。