宮城・東北学院が甲子園初出場初勝利
第103回全国高等学校野球選手権大会は大会2日目の11日、第4試合で、春夏通じて初出場の東北学院(宮城)が3年ぶり13回目の出場となった愛工大名電(愛知)に5-3で勝利。甲子園初勝利を挙げました。
両校無得点で迎えた3回裏、東北学院は2アウト満塁のチャンスで、7番の山田将生選手(3年)が走者一掃のタイムリーを放ち3-0とします。
4回表、愛工大名電も反撃を見せます。1アウト1、3塁のチャンスで4番の宮崎海選手(3年)がセンターへのタイムリーで1点を返します。
5回裏、東北学院は2アウト2塁の場面で6番の木村颯汰選手(3年)がセンターへのタイムリーヒット。さらにランナー1塁の場面で先制点を挙げている山田選手に打席が回ります。ここで山田選手はレフト頭上を越えるタイムリースリーベース。貴重な追加点を奪い、5-1とリードを広げます。
投げては東北学院のエースで4番の伊東大夢投手(3年)が187cmの長身から繰り出されるストレートとキレのあるスライダーで相手打線を翻弄(ほんろう)。9回を投げ切り、3失点の好投を見せ、5-3で試合終了。東北学院が甲子園初出場初勝利を挙げました。
東北学院は次戦、大会8日目の第2試合で松商学園(長野)と対戦予定です。